お寿司屋さんでお馴染みのお茶が粉茶です。煎茶の製造過程でできた、細かい粉状の茶葉だけを集めたものが粉茶で、ささっと簡単に、渋みのある味の濃いお茶を淹れることができます。
渋みがあり味が濃いので、食べたものの後味を消し、口の中がさっぱりします。そのため食事時のお茶としておすすめです。
静岡県産 120g入り
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お寿司屋さん御用達のお茶が粉茶
煎茶の製造過程でできた粉状の茶葉が「粉茶」です。
新茶の季節、摘み取られた茶葉はまず、酸化してしまうのを抑えるために蒸して乾燥させる作業をします。そして出来たものが荒茶と呼ばれます。
この荒茶には、茶葉の部分と細かくなってできた粉、それに茎が含まれています。
この中で、通常の煎茶として飲まれているのは茶葉の部分。なぜなら、茶葉の部分だけで製品にすることで、見た目、味、淹れたときのお茶の色、香りが洗練されたものに仕上がるから。
そこで、荒茶から粉と茎を取り除くために「選別」という作業をして、煎茶になる茶葉、粉、茎とを別々にします。
その時の、粉状の茶葉だけを集めて製品にしたものが「粉茶」になります。
なのですが、粉茶は茶葉の繊維が崩れているため、煎茶に比べ緑茶成分が非常に溶け出しやすくなっています。
そのため粉茶は、手早く短時間で、色鮮やかで味の濃いお茶を淹れることができます。
味が濃いので食事の時に飲むと、食べたものの後味を消し、口の中がさっぱりします。だから粉茶は、お寿司屋さんでは「アガリ」として定番のお茶として使われています。
お寿司屋さんの場合、一つお寿司を食べ、次に別のネタのお寿司を食べる前に、粉茶で淹れた熱くて味の濃いお茶を飲むことで、始めのネタの後味が消え、口の中がさっぱりして、次のネタを美味しく味わうことができます。
だから、お寿司を食べるときに限らず、後味を消して口の中をさっぱりさせたい時にも、粉茶で淹れた熱いお茶はよく合います。
普通の煎茶との大きな違いは、食べたものの後味を消して、口の中をさっぱりさせることができる「味の濃いお茶」を手早く淹れられるところだということができます。
お茶は茶葉の種類、淹れるときのお湯の温度、抽出時間で味が変わります。
好みがあるとは思いますが、参考にしてもらえたら幸いです。
三煎目も熱湯を使って淹れてください。茶葉の旨みがほぼなくなって色も味も薄いですが、一煎目、二煎目とはまたちがうお茶をお楽しみください。
濃くさっぱりした味の粉茶
食べたものの後味を消し、口の中がさっぱりする粉茶は、食事時のお茶としておすすめです。