深蒸し茶
短時間で色濃く出て、まろやかな味のお茶が淹れられる深蒸し茶。静岡県産の深蒸しの茶葉をバランスよく仕上げた、いつものお茶に人気の煎茶です。
長く蒸された深蒸しの茶葉には粉状の茶葉が多く混ざっているので、緑茶成分がたくさん摂りいれられて体にいいといった、嬉しい特徴もあります。
深蒸し 静岡県産100ｇ入り（金袋は上煎茶です）
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味がまろやかなだけでいいのか？
深蒸しの煎茶とは
深蒸し茶は摘み取った茶葉を通常よりも長く蒸すことで、茶葉の青臭み・渋みを消して、まろやかな味にした煎茶です。
そのため、飲みやすいお茶ではありますが、ただ、まろやかになる反面、茶葉本来の味と香りが薄れ、物足りないお茶となってしまいがち。
美味しい深蒸し茶の条件
「まろやかでありながらも、茶葉本来の味と香りがしっかり残っている」
そんな深蒸し茶が、理想的で美味しい深蒸し茶と言えるのではないのでしょうか。
その理想に近づけるように、まろやかにするだけではなく、お茶の味がしっかり残っている深蒸し茶に仕上げました。
色が濃く、濃厚な味わい
通常よりも長く蒸された茶葉は粉々になりやすく、製造過程では粉状の茶葉が多く含まれた煎茶になります。
そのため、短時間でも色濃く、濃厚な味のお茶を淹れることができます。
また、細かな茶葉が多く含まれている深蒸し茶で淹れたお茶は、通常の煎茶に比べたくさんの緑茶成分を体に摂りいれることができ、健康にもいいといった嬉しい特徴もあります。
深蒸し茶 お茶の淹れ方
お茶は茶葉の種類、淹れるときのお湯の温度、抽出時間で味が変わります。
好みがあるとは思いますが、参考にしてもらえたら幸いです。
一煎目
- 急須に茶葉を入れます。
入れる量は一人分5ｇ（大さじ山盛り1杯）、二人分8ｇ、三人分10ｇ程度です。 - 急須にお湯を注ぎます。
80℃くらいまで冷ましたお湯を使います。目安としては、沸騰させたお湯を一旦湯呑みに注ぎ、少し置いておくと温度が下がり80℃くらいになります。 - 急須にふたをして蒸らします。
蒸らす時間は45秒くらい。あまり長く置くと渋みが多く出てきますので、45秒くらいがちょうどいい抽出時間です。 - 湯呑みに注いで出来上がり。
急須の中にお茶が残らないように、最後の一滴まで注ぎ切ってください。
二煎目
- 急須にお湯を注ぎます。
一煎目と同じ80℃くらいのお湯か、もう少し熱いお湯を使います。 - 急須にふたをします。
抽出時間は10秒くらい。一煎目を淹れたときに、茶葉が蒸されて成分が抽出されやすくなっているので、時間は短くて大丈夫です。 - 湯呑みに注いで出来上がり。
急須の中にお茶が残らないように、最後の一滴まで注ぎ切ってください。
三煎目を淹れる際は、茶葉の旨みが少なくなっているので、90℃以上の熱いお湯を使い、時間を置かずにすぐ湯呑みに注いで、一煎目、二煎目とはまたちがうお茶の味をお楽しみください。
ぬるいお湯でもお試しください
基本的にお茶を淹れるときのお湯の温度が高いほど、渋みが抽出される量も多くなり、お湯の温度が低いほど、渋みの抽出される量が少なくなります。
そのため、50℃くらいのかなりぬるいお湯で淹れると、渋みが少ないお茶を淹れることができます。
またお茶の旨み成分は、時間が長ければたくさん抽出され、逆に短いとあまり抽出されません。
そのため、ぬるいお湯の場合は抽出時間を長め（2、3分程度）にして、旨みをたくさん抽出することで、美味しいお茶の味をお楽しみいただけます。
冷茶もおすすめ
お水で淹れた冷茶もおすすめです。お水で淹れた場合は、渋みが少なく旨みが多く抽出されるので、お茶の旨みが凝縮した美味しい冷茶が作れます。
お水で成分を抽出するには3時間ほど時間がかかります。茶葉にお水を注いだら冷蔵庫内でじっくり旨み成分を抽出して、美味しい冷茶をお楽しみください。
まろやかで濃い味と色の深蒸し茶
緑茶成分をたくさん摂りいれることができ、体にいい深蒸し茶は、いつものお茶としておすすめです。
